DFR熱交換器
DFR熱交換器の自社開発を行っています
東亜熱研工業株式会社では、DFR熱交換器(汚濁排水温水からの高効率熱回収装置)の自社開発を行っています。固形物や粘性がある汚濁温排水から、高効率で熱を回収できます。
このDFR熱交換器は、汚濁温排水をポンプで圧送することなく、DFR熱交換器の外側を通過させ、熱交換器内部の清水に熱を移動させて排熱を回収します。
特許:第4603777号 特願:2009-232212
使用箇所
- 温泉の排温水からの熱回収や、高温の源泉の冷却用に。
- 食品残渣など工場から排出される汚濁排温水からの熱回収。
脅威の伝熱係数
DFR-Tの総括伝熱係数は、5,000W/m2K以上の値を出します。
伝熱面円筒が高速回転するので、汚濁物質の付着を防止し、高い伝熱係数を維持します。
設置スペースが小さい
小型なので、600mmの深さがあれば、ほとんど設置可能です。
省電力
従来の熱交換器のように高圧ポンプを使用しないので、省電力になります。
回転数を変えることで、伝熱係数を変化させ、排熱側や回収側の温度をコントロールできます。
安全な水質
接液部がステンレスのため、様々な用途に利用できます。
- DFR熱交換器
- 熱交換の仕組み
DFR熱交換器がなぜ効率的なのか
- 熱を伝える伝熱面には境膜がり、それ自体伝熱を阻害する因子になっています。DFR熱交換器はその境膜を物理的に剥離することで、驚異的な伝熱係数を出しています。
- 熱交パイプの回転速を変化させることで、伝熱料をコントロールすることが出来ます。